ヲタクの魂100まで

アイドルヲタク人生の片鱗

闇なく病みなく「大好き!」だけ言える救い

2021年。本気で愛した推しを降りた。

卒業がきっかけではあった。でも彼は、別の土地で生きていた。推し続けることはできた。でも私は、降りた。何があったかはここには書かない。降りた後からぐちゃぐちゃ言うのは性に合わない。ただ、降りた。

2021年12月。新しい推しを探す気はなかった。ただ、今まで推しにつぎ込んでいたお金と時間は持て余していた。そんな12月、パンダドラゴンが北海道で特典会をした。Mesemoa.が好きだから、同じ事務所DDとしてパラゴンのことは知っていた。なんならオーディションのころから存在は知ってた。そして知ったうえで、まったく興味がなかった。

今までもパラゴンを見るチャンスはあった。北海道でのフリラ。幕張でのイベントや無料全握。そのすべてをスルーしてきた。興味なくて。

ただ、ようたみの存在は引っかかっていた。Twitterでめ。がRTしていたり絡んでいたりが、自然と目に入って、そのたびに「ようたみってすごいな…」とは思ってた。それは別に、きゅんとする!好き!みたいな感情ではなく、ただ、こわい…と思ってた。私は「ようたみがすごい」=こわいだと思ってる。ちなみに今も。

お風呂リレーのトップバッターで全裸はひっくり返った。こわい!って震えながら笑った気がする。そして笑いながら、いいねを押した。そんな感覚はだんだんクセになった。パンダドラゴンで、最初に覚えたのはようたみ。でも別に、好きというよりも、対岸の火事って感じ。

そんなようたみが、すごく前にトークコール会?なんか電話の特典会をやってた時に、何話していいかわからないファン向けに、トークテーマとか質問とかをまとめて話しやすいようにしてたツイートを覚えていた。初見でもノープランでも、楽しませようという気持ちを感じて、ほんとようたみがすごいなと思ってた。

北海道で特典会をやると知った時、それを思い出した。

パンダドラゴン。ようたみは名前を知ってる。曲もなにも知らんし話もないけど、楽しませてくれるかもしれない。なによりイベントとか久しぶりだし、スケジュール的にも行ける。

そんな気軽さで、ようたみの特典会に行った。完全に興味本位。結果、面白かった。ようた劇場が好きで、と言ったら「キュンキュンしちゃう?」みたいな事を言われたけど、きゅんとはしていないので濁した気がする。そしてやっぱり、初めましてでも楽しませようという気持ちを感じた。何も知らないのに、行った事を喜んでくれて、ありがとうと言われたのは嬉しかった。

最後に名前を聞かれたので名乗ったけど、私は「覚えなくていいよ」と言った。認知プレッシャーを与えたくないという私なりの気遣いだったのだけど、初めてようたみは声を荒げた。そして名前を呼ばれた。覚えようとしてくれた。

嬉しかった。

特典会に行く、というのをきっかけに、パラゴンの曲を聞いてみるようになった。サブスク解禁の助けもあった。私にとってようたみがパラゴンの入り口になった。なおほんとにそのまま出口封鎖された。この日はまだ、推すとまでは至らず。なによりパフォーマンスを生で見てないのに、推すことに抵抗があった。パフォ厨なので。

そして迎えた2022年1月。まさかでまた北海道で特典会があった。まぁびっくり。行くよね。

約一か月ぶりの再会。ようたみはほんとに私の名前を覚えていた。とことんびっくりした。そして楽しかった。人柄を知れば知るほど、#ようたみがすごい の意味を知ることになった。頭のいい人だと思った。勉強は知らん。人間として、この人は頭がいい。頭のいい人は好き。そしてなんか変。変な人も好き。

パフォーマンスを見るまでは推せないと思ったけど、抵抗するのはやめて、推すと決めたのが1月28日。そのあとのオンライン特典会で、さらに深みにはまることになる。

オン特で、ようたみには関係のない、降りた推しの話をした。そう簡単に忘れられるような愛情じゃなかった。抱えているのがつらかった。本来聞かせる話じゃなかったと思う。嫌な顔もせず、遮りもせずに吐き出させてくれた。

そしてようたみは、誰のことも悪く言わなかった。フォローもしなかった。降りた推しの事も、愛した私の事も。色々あったのをそのまま受け止めた上で、今の私に「俺は良い出会いだと思ってる」と言った。「見つけてくれてありがとう」と言った。

私はやっと、受け入れることができた。私は、あの子を降りたんだって。思い出すのがつらかったけど、それは私が理想を押し付けたせい。幸せに生きてくれと思えるようになった。

振り返るときりがない。ようたみは会うたびに、私を笑わせて、幸せにして、救ってくれた。初めてパフォーマンスを観れたのが4月。生で見たら他のメンバーが推しになったりするのかな、なんて不安はライブ中すっかり忘れて、Zepp羽田のほぼ最後列でようたみに夢中だった。

47も、始まる前は「地元とようたみの凱旋と、あと一か所くらい、仙台好きだから行けたらいいな~」とか言ってたの、甘かった。決断が遅くてFC先行間に合わなかった地方がたくさんある。北海道からの遠征。たくさん行ってる人と比べたら全然だけど、そもそも比べるものでもない。どこもすっごく楽しくて幸せだった。1分しか特典会が取れなかったところ、それすら行けない地方もあった。ほぼ逆最で人の間からしか見えない時もあった。でも全部楽しかった。

ようたみ、1分でも絶対幸せにする男。そんな信頼が生まれた。ようたみを推して病んだ事がない。プライベートで調子が悪い日はあるのに、そんな日でもようたみは絶対幸せにしてくれた。

私はようたみが好き。私なりの人間関係がある。それをすごく幸せに思う。誰と比べてとか、何番目とか、そういうのは興味がなくて、私たちの事は私とようたみがわかっていればいいと思う。だから自慢もしない。言わない方がいいなって黙る時もある。幸せすぎて抱えきれない時は、個人的にこっそり聞いてくれる友達がいるし。

そうそう。パラゴンちゃんの友達もじわりと出来て、嬉しい。タグとかやらないし、積極的に友達作る気もないのだけど、現場で話して楽しくてみたいなのがとっても嬉しい。そして友達の話をすると「そういう話聞けたのも嬉しかった!」って言ってくれるの推せすぎる。

そんなようたみを好きになって、ライブを見てると、メンバーそれぞれの魅力にも気づいた。みんないい子でみんな変。変な人好き。パラゴンのライブは楽しい。

パラゴンちゃん、楽しい!幸せ!青春!しか無くて、プライベートがつらい私は救われている。好きなものでまで落ち込みたくない。Happyしか欲しくない。パラゴンちゃんは安心していられる。

そんな「楽しい!幸せ!青春!」な所が、パラゴンの強みであり弱みでもあると思ってる。それはパラゴンちゃんにはまる前から思っているのだけど、47をまわって、この「弱み」は「強さ」に変換できるのかと驚いた。でもこの「強さ」はパラゴンを深く知らなければ気づけなかったと思う。そしてそのために絶対に必要な欠片はあづくんだ。

そんな話はまた今度違うブログにするとして。今週末は夢の舞台中野サンプラザなわけですよ。まだまだ先だと思ったのに、もう今週。そう思ったらそわそわしちゃってブログ書いてる。

中野、今現在機材開放席がまだ買えます。一回完売したんだから、そのままにしとけば目標としてた完売達成なのに、さらにハードル上げてきちゃうからびっくりした。

私をこんなにハマらせた47のライブ。それを中野の大舞台で見れる。チケット代ははっきり言って安くはないけど、それ以上に楽しみ。なんか凄いことになりそうなのは伝わってる。

パラゴンちゃんは中野完売を目指してSNS強化してて、今日はパラゴン代表曲のようたみ推しカメラ動画がアップされました。せっかくだから貼る。見てくれ。

パラゴンはいいぞ。