茶推しという生き方
ブログブームもあっという間に終息した感がありますが、久しぶりに書こうかと。
私の応援している男性アイドルグループ「むすめん。」は10人組。それぞれに他のアイドルと同じくメンバーカラーがあります。
私の推している野崎弁当さんのメンバーカラーはブラウン。チョコレート色とか色々表現されましたが、まぁようは茶色です。今でこそ茶推しという言葉はこの界隈ではメジャーになりましたが、もともとは昔からの野崎さんファンさんが、茶推しと言い出したのがきっかけ。
私がハマったころはここまで茶推しという言葉は定着していなかったように思いますが、気が付いたら自分に染みついた形容詞になっていました。
茶推し頭おかしい、とよくメンバーにも他推しさんにも言われます。これがまた茶推しにとっては褒め言葉なので、やっぱり茶推し頭おかしい。
具体的にどうおかしいかはうまく表現できないので、自分が頭おかしいと言われたエピソードを。
野崎さんは何年も前に、段ボールで作ったどーもくんをかぶって、「ふしぎなくすりのまされて」という曲に合わせて変な動画(失礼)作って再生数を伸ばしています。私が野崎さんにハマったころ、毎日見てました。
中毒性があるんですね。なんだこれはという衝撃と、一瞬出てくるイケメンの落差も相まってたいそうハマりました。一番好きな動画と言っても過言ではない。
なので、野崎さんの誕生日にお祝い動画を作るなら、これだと思いました。一番好きなこの動画でお祝いするしかない。なので、再現動画を作らせていただきました。
まぁ見て頂いた方が早いですね。貼っておきます。
製作費は2万くらいだったかな?道外から同じお酒を取り寄せ、布を買ってピンクの抱き枕とバナナのぬいぐるみ?を縫い、殴る用にカンくんのぬいぐるみを買いました。
あとは段ボールですね。ドラッグストアで巨大ダンボールをいただいて小脇に抱えて徒歩で帰宅。かぶれる大きさのどーもくん(うちの子はミルクちゃんと名づけた)と、もじくん(かぶれます)、あとは盾とか色々作って、札幌茶推し会に撮影協力していただいて、可能な限り再現しました。
他にも色々、三脚とかクイックルワイパーとか大量の小道具を買ったり作ったり。
我ながらなかなかの再現度でできたと自負しています。これを見た方々にずいぶん言われました。頭おかしいって。うん、褒め言葉ですね。とても嬉しかったです。
そんな私ですが、始めから頭おかしかったわけじゃない、はず、です。多分。(前ジャンルの友人からは総突っ込み入るかもしれない)
むすめん。にきて、初めてのお友達は私が野崎さんにおちる直前に現場で知り合ったとみしろ推しさんでした。この方と繋がったことで、とてもとてもとても楽しく応援することができましたし、色々昔のことも教えて貰って、北海道から単身遠征しても現場でご挨拶できるのが嬉しかったりして、この方がいなかったらここまでハマらなかったかもしれません。
その後、ツイッター上でちらほらと茶推しさんと繋がり始めました。毎日毎日、誰に発信するでもなく自分の中からあふれ出す野崎さんへの愛をツイッターにぶつける日々。
そんなある日、フォロー外の、今でいう茶推しさんからリプをいただくようになりました。せっかくなのでフォローさせてもらおうかなとアカウントを覗くと、フォローしているのはむすめん。のメンバーばかり。何度かリプをいただいて、やりとりをしても、一向にフォローされないし、これはなにか、公式だけフォローするとかなのかな?と思いましたが、その後ついに、フォローしていいですか?と言っていただき、繋がることができました。
ここが、私の茶推し人生の転機です。それまでは、現場で挨拶できる人がいるって嬉しい、でした。でも基本はひとりだったし、それでいいと思っていました。それが今、一緒に遊んだり連番したり泊まったり、信じられない位広い人間関係のなかで楽しくむすめん。を応援している。すべてはここから始まったのです。
現場で初めて会った時。気が付いたら近くに立っていた。誰かの知り合いかな?と思った。だから、とてもびっくりしました。雨が降っていた。だから近くのお店に入って、2人で少し話をした。話している様子は、一見普通。でも、とても震えていた。緊張してるのを隠して勇気をだしてくれているのがわかった。ちっちゃな体でぷるぷるしてて、チワワみたいな人だと笑ってしまった。
この方が、たくさんの茶推しさん、他推しさんと繋がるきっかけをくれました。本当は人見知りで、緊張しまくるくせに、気遣いの人で、人をほっておけない。楽しんで帰って欲しいという気持ちが強くて、ぼっちの人を見つけては声をかけて、寂しい思いをさせないよう、楽しませようと一生懸命振舞う。人見知りのくせに。
それに影響されて、私も初めましての人と交流を持ったり、ウェルカムだったり、人に優しくなりました。自分にできることならしたいなと思うようになりました。
現場に行くと、いつのまにか茶推しが集まってしまう。はじめての人でも出入りしやすく、気が付いたらなじんでる。いつもいないと疎外感感じるかというとそういうこともなく、いつもメンバーが違っても毎回楽しいし、久しぶりに戻ってきても気まずくもならない。
気が付いたら10人超えてるなんてこともざらだから、そりゃ合わない人とか、きっと私のことはよく思ってないんだろうな、と思う人もいる。でも別に喧嘩もしなければ変な派閥もできないし、ちゃんと大人の気遣いと距離感を持って、楽しい気持ちで帰ってこれる。
話してる内容はね、やっぱり頭おかしいんですけども。強い独特なこだわりと、行動力表現力のある人が多いのかな?視点が斜め上だったりそれがまた共感できたり、静かでおとなしく見える人でも、内に秘めてるものは熱くて、そのポイントがやっぱりずれてたりそれなのに共感できたり。
あなたそれは違うんじゃない?ってね、言わないんです。そういう考え方もあるのね!面白い!っていう発想ですね。
はっきり言って野崎さんもね、変なんですよ。最近では落書きチェキで頭おかしさ炸裂してますね。ライブでも、野崎スプリンクラーとかどう考えてもおかしい。好き。そこが好き!!頭おかしくてこその野崎弁当!!好き!!あんなイケメンで努力家で全力で誠実な好青年が頭おかしいんですよ!!好き!!ただのイケメンに興味はない!!好き!!
取り乱しました。すいません。
最近では昔からの野崎さんを知る方からも、「野崎を推してる時点で頭おかしい」という名言が飛び出したようで。その通りだと思います。
話を戻します。
私が野崎さんにハマったころ。もちろん他にも野崎さんを推してるファンの方はたくさんいました。でもそれぞれ、ばらばらに推してたというか、今のような「茶推し仲良すぎて気持ち悪い」って言われるような感じではなかったと記憶しています。
それが、行動力企画力のある何人かの茶推しさんをきっかけに、出会いと繋がりが広がって、今の「茶推し」になっていったのだと思います。
もちろん茶推し全員が同じく仲良しなわけではないし、いろんなタイプの茶推しさんがいます。同担拒否の方もまれにいるし、俗にいう「茶推し」が嫌いな茶推しさんがいることも知っています。
でもそれも当たり前な事です。いろんな人がいる。友達の友達が友達である必要はない。色んな人がいていいし、全員が同じ意見である必要もないのです。
それでもやっぱり、私は茶推しが好きです。茶推し推しと言ってくれる人もいます。
そして私は茶推しなので、そんな大好きな茶推しのイメージを損ねないよう、人に優しくありたいし、野崎さんが「好きなんだよ、茶推し!」って言ってくれる言葉を裏切らないように生きていきたいと思うのです。
そしてあれだ。野崎さんに心配かけたくないからちゃんと生きたい。野崎さんに心配されるような応援の仕方はしたくない。生活をなげうったり、大切な人をないがしろにしたり、野崎さんに話して顔が曇るようなことはしたくない。
あと健康で長生きしたい。見える所にいてくれる間は応援したいから、先に死んでいられないし、長期入院とかもしていられない。治療が必要な病気になったら、野崎さんには内緒にする。で、ちゃんと治して、元気な顔で接触行きたい。
コミュニケーションは鏡だから、明るく笑える自分で野崎さんに会いに行きたい。自分が心から笑えて初めて、野崎さんの笑顔が見れる気がする。
すんごく長くなっちゃって、ここまで読んでくれてる人がいるのが疑問だけど、野崎さんを推すようになって、素敵なお友達にも巡り合って、人生潤ってるなぁって。
話。